2008年10月02日

華麗なる扇動者

橋下知事に800万賠償命令 光事件弁護団への懲戒請求
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100201000111.html

最近だけでも、公共施設での盗撮問題、
あるいは中山成彬の「日教組、自治労をぶっ壊す」発言にシンパシーを表明するなど、
この男は弁護士資格を持っているにも関わらず立法精神がまったくない、
いや、そもそも法律をどこまで理解しているのかすら疑わしいわけだが、
振り返れば、光市の事件の弁護団に関するこの発言(というより煽動)の頃から、その化けの皮は十分にはがれていた。

意図的に敵を作っては煽動を繰り返す芸風は、
府知事になった今でも変わっていない。
公務員、労働組合、教育委員会など
その対象は枚挙に暇がない。
その正体は単なるアジテーターに過ぎないのだが、
この男の戯れ言にまんまと乗っかってしまう人が結構な数いるのだから、頭を抱えたくもなる。

中山成彬や橋下府知事に拍手を贈る人間が
どれほど日教組や自治労に恨みがあるのか知らない。
その恨みを否定する気はまったくないのだが、
自分が嫌いだから、考え方・やってることが気に入らないからといって、
この男たちの煽動に乗るのはあまりに短絡というものだ。
権力が、憲法上保障されているはずの組織を潰す。
それに対して諸手を上げて賛同する行為は
やがて自分自身に還ってくる可能性があることに、もっと自覚的になったほうがいい。

そして、

橋下知事、従わないなら全部解体 大阪の教員に
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100201000282.html

そもそも、府の教育委員に「百マス計算」の陰山英男氏が就任したことと、それに従わないことが体制の解体になぜ繋がるのか
そこらへんの意味がよくわからないのだけれど、
それよりも唖然としたのは
公約であるはずの「子育て支援策」のひとつを取り下げた事に対し、
「そういう知事を府民が選んだ」という発言だ。
これが本当だとすれば、
怒りを通り越して笑うしかない。
煽動を繰り返すこの男の口車に乗っかっている人々に対し、
これ程の皮肉はない。

posted by キョー at 20:19 | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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