2009年07月22日

世界の終わり

今日は衆院解散・総選挙の事でも書こうかと思ってたのですが、
それどころではなくなってしまった。
またもや訃報…。

アベフトシ、急性硬膜外血腫のため43歳で逝去

まったく、なんて年だろう。

ミッシェルガンエレファントというバンドは、
ある時期、日本で最もカッコいいロックバンドのひとつだった。
確実に。
カッコいいロックバンドってのは、現在の日本では数少ないのだが、
確実にその中のひとつだった。
そして、確実に世界中で最もカッコいいロックバンドのひとつだった。

90年代に青春を過ごしたロック好きで
彼らに心臓を打ち抜かれたヤツはとても多いだろう。

バンドブームはとうの昔に去り、
「渋谷系」の残り香がまだ微かに漂っている中で
彼らは登場した。
三つボタンの細身のスーツを粋に着こなし、
攻撃的なロックンロールを奏でる4人組。
それでもそんな彼らの楽曲の中ではかなりポップなデビューシングル、
『世界の終わり』で聞かれる印象的な「グギャギャギャギャー」という
ギターカッティング。
そのカッティングの主がアベフトシだった。

日本の音楽シーンにロックンロールの狂乱と熱を切り刻もうとするかのような、力強く歪んだ「グギャギャギャギャー」というカッティング。

彼のギターは明らかにミッシェルガンエレファントの武器だった。


『スモーキン・ビリー』/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

上の映像を見れば、当時の狂乱と熱を感じる事ができるはずだ。

もう絶対ない。有り得ないだろうと思っていた彼らの再結成。
アベフトシの突然の退場により、
微かな望みすら完全に失われてしまった。
それだけ彼は唯一無二の存在だった。
残念でならない。



posted by キョー at 21:37 | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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