2011年04月06日

エレクトリック原発ランド

前々回のエントリで、僕は「我々の言ってた事が正しかった」とアピールする反原発派に対し
「僕自身も原発に対しては反対の立場だし色々と思う所があるが、今は黙ってろ!」というような趣旨のことを書いた。

正直、あれから僕の気持ちは揺れ続けた。
今は自分の正しさをアピールする時ではないと思った事は事実だ。
だけれど、「黙ってろ」という言葉はどうだったのだろう…。
結局それって横並び強制の全体主義的な考えじゃないか。
それは僕のもっとも嫌悪する思想だったはず。
であるにも関わらず僕は間違いなく「黙ってろ」と思ったし、
それをブログに書いた。

結局いつだってそうだ。
オウムの事件の時だって、9.11の時だって
僕は頭に血が上ると、
普段の考えとは真逆なことを平気で思い、口にする。
オウム信者など片っ端から逮捕してしまえ。
イスラムのキチガイ野郎共をコロセ。
僕の中には間違いなく「ケモノ」が棲みついている。
その「ケモノ」は
自分が想い描く世界が危険に晒されたと感じた途端牙を剥く。
いつだってそうだ。

今回はその牙がよりにもよって立場を同じくする反原発派に向けられた訳だ。

そう。ここまで読んでもらえれば分かるように、
これは「言い訳」だ。
僕は「黙ってろ」と書いたことを後悔している。
「あんな事書かなきゃよかった」と溜め息をついている。

僕は改めて表明したい。

「ゲンパツなんてイラネ」。

「原発に代わる電力があるか?」だって?
知るかバカ。
ゲンパツに代わるものがあるかどうかではない。
こんな事態を引き起こすゲンパツなどというものは使っちゃいけないのだ。
ひとたび事が起こればこれ程の災厄を撒き散らす原子力などというモノに
人間は手を出してはいけないのだ。
ゲンパツ無しでやる方策を考えるしかない。
たとえ「国力」が落ちようとも。
大量の放射線が絶え間なく降り注ぎ、
人間が住めるか住めないかというギリギリのラインにまで事態が緊迫するより
なんぼかマシか。

そしてそんなモノの最前線で、
常に放射性物質漏洩の危機に晒されながら働く人、地域。
そういう人々や地域の存在を強制するゲンパツなど
やはりクソくらえなのだ。

そんなシステムを当たり前のように受け止め
電気を使いたい放題使ってきた僕自身も
クソッタレである。









posted by キョー at 20:48 | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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