2009年03月05日

僕らが旅に出る理由

今度の週末、いよいよ今シーズンのJリーグが開幕します。
最近では珍しいくらい長いながーいシーズンオフだった浦和。

でも、これだけ心安らかな、というかストレスフリーなシーズンオフも初めてな訳で。

それもこれも(すでにいろんな浦和系ブログで触れられているが)オフィシャルHPの情報量が尋常ではないからで。
トレーニングの様子、トレーニング後の監督の会見、さらにTalk on Together(シーズン2009を語る会)の詳細な内容も迅速にアップすると言う、今までのオフィシャルでは考えられない仕事っぷり。

加えて、例えばあの選手がどうしたこうしたというような、ゴタゴタにつながるような情報が全く出て来ない。

それもこれも会見の内容を詳細にアップし、それ以外の情報をきっちり管理するという点で、フロントが高度なレベルで仕事をこなしているからでしょう。

フロントの中の人には敬意を表したいと思います。

そしてフィンケ監督。
来日する前は厳しい監督だと言われていましたが、
厳しいだけではないですね。
話の内容に説得力があります。
外から見る限りですが、トレーニングの一つひとつにきちんと理由と目的があり、それをちゃんと説明してくれます。
トレーニングマッチにおける選手起用に関しても然り。

まだまだ4バックや、いわゆるコンビネーションサッカーの完成度はそれほど高くないでしょう。
トレーニングマッチでは1敗しかしなかったとは言え、なかなか結果が出ないこともあるかもしれません。

でも僕は、このシーズンオフで語られたフィンケの言葉の数々を聞いていると、この人にならついていけると思うのです。それだけ信頼に値する人物だと思うのです。

そう、僕はメロメロなのです。このお爺ちゃんに。

さぁ、旅へ出る準備をしましょう。
人生経験の豊富なこのお爺ちゃんが、旅の途中、僕らにどんな言葉を語ってくれるのか、どんな風景を見せてくれるのか。
楽しみは尽きません。



posted by キョー at 17:07 | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

さよなら通り3番地

元はっぴいえんどの鈴木茂が大麻で逮捕された事により、
はっぴいえんどのアルバムが出荷・販売停止されたようです。

はっぴいえんどと言えば大瀧詠一、細野晴臣、松本隆も在籍し
日本語ロックの礎を築いたバンドであり、
その作品群と言えば、日本のロック・ポップシーンの金字塔と言ってもいいでしょう。
直接彼らの作品を知らない人も多いと思いますが
その後のソロ・ワークスやバンド活動を含めると(また彼らの周辺にいた山下達郎、大貫妙子、吉田美奈子、鈴木慶一まで考えれば余計に)
その影響は計り知れないくらい大きいものがあります。

はっぴいえんどは日本のポピュラーミュージックの偉大なルーツのひとつと言ってもいいくらいの存在なのです。

そのはっぴいえんどの作品が店頭から姿を消してしまう。
レコード会社のあまりに「迅速な」対応に「そんなものなのか?」という思いが消えない。
躊躇はなかったのだろうか。
自らのルーツを葬り去ることに。

何があっても彼らの作品群だけは守り通すんだという気概はないのだろうか。
「守り通すこと」それ自体には「生産性」も「効率性」も確かに皆無だ。
所詮、レコード会社も「企業」にすぎないのは解っている。
それでも、一片の「プライド」もないのだろうか。
彼らには。

喪失感ばかりが僕の気持ちを覆ってゆく。



posted by キョー at 20:40 | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

ハイ!チャイナ!

昨日、夕方のニュースを見ていたら
特集みたいな感じで「職務質問のプロ」みたいな警官の事を取り上げているコーナーがありました。
なんでも、職務質問したことから検挙につながった実績を数多く持つお巡りさんらしく、ナントカ賞を十数回受賞しているらしいのです。

パトロールしながら「怪しい」「不審な」人物を瞬時に見つけ出し、速やかに職質していくお巡りさん。

これだけなら「また警察特集か…」としか思わなかったかもしれません。
オウム事件以来「怪しい」「不審な」という言葉がことさら喧伝・流布され、それによって僕たちの社会が失っていったものが確実にあるんじゃないか、と考えてしまう性質なので「あぁ、またか…」と嘆息くらいは吐いたかもしれません。

でも、この番組はそうじゃなかった。

ある若い男が職質を受けた際、画面の下に赤く強調された「中国人」というテロップが出ていたのです。
この番組を見た人の中で、このシーンに違和感を覚えた人はどれだけいたでしょうか。
僕は軽く違和感を覚えたけれども
よっぽど重大な犯罪を犯した人なのかな、「中国人」という出自が大きく関連する犯罪に関わっているのかな、と思い直し番組を見続けました。

ところが、見終わって分かったのは
この若い中国人が他人が落としたパスモを所持していたという事だけ。
確かにこれは違法・軽犯罪です。とてもありふれた…。
しかし、なぜこの若い男が「中国人」であるということを
わざわざ赤いテロップで強調しなければならなかったのか、
結局最後までわからずじまいでした。
(もっと言えば、拾ったパスモを届けないまま所持していただけで、テレビカメラに、もちろんモザイクが入ってはいますが、映され全国放送されるという…)

制作者はどんな思いがあって赤いテロップを使ったのでしょう。
このテロップを入れた時に違和感を覚えた人はテレビ局の中に誰もいなかったのだろうか。
あるいは「思い」など何もなかったのかもしれない。
違和感を覚えるどころか極めて自然な演出であり、目に止まるほどの事ではないのかもしれません。

だとしたら、とても怖い。

こういう日常の何気ない一場面にレイシズム(差別)、不寛容の種は蒔かれているのかもしれません。
posted by キョー at 08:29 | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

I'm not Down

日曜日の教育テレビ「ETV」は作家・辺見庸を取り上げていました。
過去のエントリでも書いたような気がしますが、
辺見庸ノーム・チョムスキーと並んで
今の僕が多大な影響を受けたひとりです。

その辺見庸が珍しくテレビに出演するというのだから
そりゃワクワクするというものです。
いや、ワクワク半分、緊張感半分と言ったほうがいいかな。
まるで「師匠」を前にするような。

動く辺見庸を見てまず思ったのは
「あぁ、生きていてくれたんだ」ということ。
それは改めて強く思いました。
もちろん、生きていることは先刻承知の上だったのですが。

6〜7年前に彼に初めて出会って
彼の著書をそれこそ貪るように読んでいた頃。
彼の怜悧な視線に刺激される一方で
僕はある不安を抱いていました。
「この人、近いうちに死んじゃうんじゃないか」と。
それは、いわゆる「自死」かもしれない。「病死」かもしれない。
いや、はっきりと「自死するんじゃないか」という不安に囚われたのです。
たとえ「病死」であったとしても、病に対して抵抗するでもなく、限りなく「自死」に近い形で、甘い死の淵に沈み込んでしまうのではないかと思ったわけです。

こんな事を言うと、それこそ辺見さんに鼻で笑われるかもしれません。
しかし、その直後、彼が実際に病に倒れたことで不安が現実になったとオロオロしたのは事実です。
(ちなみに彼が病に倒れた事で、彼の講演を聞きに行くチャンスを僕は逃してしまいました)

だから、彼が昨日の番組内で動いているところ、リハビリのために駅の階段を登り下りしているのを見て、僕は無性に嬉しかった。
彼は死んでいない。
それは身体的な意味においても、あるいは心的な意味においてもです。
この絶望的な時代の中でも、彼は「生きていた」。
いや、「生きていてくれた」と言ったほうが僕の実感には近い。
本当に僕の勝手な思い込みからくる感情であり、
辺見さんにとっては甚だ迷惑な話だろうと思いますが…。

脳出血からくる右半身の麻痺のリハビリの為に
階段を登り下りする彼の姿に、たびたび「絶望に慣れることは、絶望そのものよりさらに悪いのである」(カミュ『ペスト』より)という言葉がかぶさる。
実はいくら階段を登り下りしても、彼の右半身は良くならないのですが、毎日繰り返していれば、少なくとも悪くなる事はないらしいのです。
彼は「絶望に慣れる」という事をしない。
今より堕ちていかない為に抗っている。
人によっては「徒労」と思われる毎日の中に、
微かな光を見出し、笑顔さえ見せている。

そしてテレビのモニターの向こうから例の「で、オマエはどうなんだ?」という怜悧な視線をこちらに向ける。

そう、喜んでばかりはいられない。
彼のメッセージを受け止めて、僕は僕の道を行かなくては。
タグ:辺見庸
posted by キョー at 22:05 | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

誰がために鐘は鳴る

新党日本の田中康夫がラジオで
「派遣村を裏で仕切っているのは共産党系労組で、露骨な政治パフォーマンスだ」と派遣村をクサしていたらしい。

だ〜か〜らぁ〜、
なんで政治団体や労組や市民グループが動くとすぐ「政治的すぎる」などと言うヤツが次から次へと出てくるわけ…?
それもいわゆる「左寄り」の団体が動く時にかぎって、です。

つーか、オマエが言うなとも思う訳です。
「政治」はなんのためにあるのでしょう?
「政治団体」や「労組」はなんのためにあるのでしょう?
市民のためでしょ。
労働者のためでしょ。
彼らの声を行政に反映させるためにあるんでしょ。

僕たちが「こんなのおかしいだろ」「なんとかしなきゃ」と立ち上がる時、それが多かれ少なかれ「政治的」になるのは当たり前でしょう。
僕たちは、民主社会で生きていく限り、「政治」と無関係ではいられない。
政治家であるにも関わらず、それすら解らない田中康夫は政治家をやめた方がいい。

確かに労組団体の中にはクセの強い人もいるでしょう。
でも、そんなのは日常のなかにもいるわけです。
本当に色んな人がいる。
もしかしたら、僕やあなただって他人から見れば「この人ちょっと…」と思われているかもしれない。
それほどありふれた風景なのです。

いくつもの労組や市民グループ、個人が壁を乗り越えて、日比谷に集まった。トラブルはありながらも、それによって救われた人も多くいただろうし、世間に雇用問題の重大さを広く知らしめました。

田中康夫は実際現場に行ったにも関わらず、それを解っていない。
どころか、「共産党が関わっている」というだけでクサしている。

(思うんですが、「これって共産党が関わっているよ!共産主義を広めるためのパフォーマンスだよ!」とアピールするのは「政治パフォーマンス」じゃないんですかね?それも、何も生まないという点において、かなり程度の低い…)

しかも、田中康夫みたいな言動を喜んで受け入れる層がネットには確実にある。普段「メディアリテラシー」が云々と言っている人に限ってそうなんですよね…。
普段から感じるんですが、彼らはメディアが言っていることと反対の事ならなんでもいいんでしょうか。
それは「メディアリテラシー」とは言わないんですが…。


posted by キョー at 15:23 | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sail On

久しぶりに浦和レッズのことを書いてみる。
昨日からシーズン始動だしね。

去年は結局、浦和のことをほとんど書かないまま終わってしまいました。
まぁ、これほど何もない、何も残らないシーズンというのも珍しい。
「迷走」という言葉がぴったりのシーズンでした。
クラブも選手もサポも含めてね。
間違いなくJリーグで最低のフットボールをしていた。

結果、フロントの顔ぶれが変わり、監督・コーチ陣が変わり、
何人かの選手は出て行ったわけです。

永井、相馬の流出に関しては特に感慨というものはありません。
永井に関してはシーズン中から覚悟は出来ていましたし。
永井がエンゲルスに対し反旗を翻した時、
多くのサポ・ファンが永井の側につきました。
「永井をとるのか、エンゲルスをとるのか」と。
結局、永井はペナルティを課された訳ですが、
あの時点でクラブがエンゲルスをとったのは当然のことだと思う。

確かに永井の言い分はわかります。
でも、クラブがそういうことを認めてしまったら、
クラブとしての秩序は保てません(まぁ、それでなくても去年は無秩序状態でしたが…)。
例えばの話になってしまいますが、
監督がオシムだったとして
それに対しても反旗を翻す選手が出てくる可能性はある訳です。
「いいサッカー」というのは人によって違います。
「なかなか出番を与えられない」と不満を燻らせる選手もゼロだとは言い切れない。
そんな時、その選手の言動がメディアに漏れてしまったら…。
オシムとエンゲルスでは大違いですが、
選手の言い分を「はい、その通りです」といちいち聞いていたら
チームが瓦解してしまうことは容易に想像できるでしょう。
言いたいことはきっとそれぞれにあるのだから。

結局、永井の言動がメディアに漏れてしまったというのがいちばん大きいのでしょう。
だから、余計にこじれてしまった。
クラブ内で対応できていればよかったのですが、
それを防げなかったのはクラブ、監督、永井のミスです。

永井のことが予想以上に長くなってしまいましたが、
それでも長く浦和に在籍し貢献してくれた永井。
去年の前半、浦和を支えていたのは明らかに彼でした。
今は「ありがとう」と言いたいです。

相馬に関してはねぇ。
海外志望なのですが、なにしろ移籍先が決まってないらしい。
クラブとしてはなんとか引き止めようと交渉してきたのですが、
これ以上長引かせるとチーム作りに影響が出るという事で
交渉打ち切りだそうで、英断だと思います。
山瀬のこともあったし。
相馬のことは心配ですが…。
これは代理人のミスじゃないですかねぇ…。

という訳で2009年の陣容も固まり、
新たなスタートです。
他チームからの補強がないという事で、
どうしても99シーズンの悪夢を思い出さずにはいられない訳ですが、
そんな不安はありつつも
去年ほどひどいフットボールを見せられることはないだろうとも思います。
あれ程ひどいのはなかなかないよ…w
まぁ、それと降格するかしないかはまた別問題なんですけどね。

フィンケのお手並み拝見と言ったところでしょうか。
「希望」の見える2009シーズンになればと思います。



タグ:浦和レッズ
posted by キョー at 12:11 | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

Say Yes

かなり遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
と言っても、こんなにめでたくない新年もなかなかない訳で…。

まず何といっても、年末年始に「派遣村」で改めてクローズアップされた雇用問題。
派遣村に集まった失業者の数は500人。
東京のど真ん中、官庁街に隣接する日比谷公園に「難民キャンプ」とでも言うべき空間が出現した訳です。
これだけでも事態の深刻さが解るというものですが、
これはほんの一握り。
実際には全国で何万という失業者が明日をも知れない立場に追い込まれているものと思われます。

そして、予想されていた事とは言え、案の定「派遣村」やその周辺のムーブメントに対し、政治家や著名人、「2ちゃんねる」を中心としたネット住民から「疑問」の声が多くあげられています。

曰く、「本当に働く気があるのか」「仕事はある」「甘え過ぎ」「タバコや酒を買う金があるなら貯金しろよw」「プロ市民や活動家が裏で動いているに違いない」etc。

仕事はある。それは間違いない。
介護とか福祉とかね。今朝の番組でもテリー伊藤や東国原知事が言ってました。
でもね、ふざけんじゃねぇって僕は思う。
介護も福祉もいわば「ワーキングプア・過労死・鬱病製造工場」だ。
手取り15万以下でもいいだろ?
働きたいんだろ?
だったらやれよ。
と、彼らは言う訳だ。
国にうだうだ文句言ってる暇があるなら
さっさと働けと。
酒やたばこを楽しむ程度の自由すら貧困層には許されない。
活動家が関わってるからと言う、よく解らない理由で
貧困をなんとかしなくては…という運動をせせら嗤っている。
国家に異議を申し立てる権利すら、彼らは薄ら笑いを浮かべながら自ら放棄している。
どこまでも国家にとって都合のいい国民なのだ。僕たちは。

あー、なんか疲れた…。
本当はオリックス絡みの郵政の問題とか、イスラエル・パレスチナの事とかも少し書こうと思ってたんだけど、
また機会があれば。

今年もマイペースでこのブログもやって行こうと思います。
よろしく。

あー、それにしても日本人のこの気持ち悪いくらいまでのお行儀の良さってなんなんだろうなぁ。

posted by キョー at 14:02 | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

監視下の活字中毒者08年間ベスト

今年も多くの本を読みました。
もはや読書は僕の人生に欠かせないものになっています。
僕にとって今年のキーワードは「貧困」。
ここ2年ほど僕の中で燻っていたものが、
雨宮処凛さんらの本に出会ったことで決定的になった気がします。
残念な事と言えば、
ウチの近所にあるいくつかの本屋の中でも最も大きな店舗のひとつが、
書籍の量を大きく減らしたこと。
文庫本もハードカバーもマンガもほとんどが表紙を表にして置くようになってしまいました。必然的に量が減ってつまらないのなんの。
それでもAmazonで買うよりも市内の他の本屋に出かけたり、
東京に出て、フロアを歩き回りながら
実際に本を手に取って買うことの方がやはり多かったように思います。

さて、以下に今年読んだ本の中で最も印象に残った10冊をあげました。
順位はつけてません。10冊選ぶだけでも大変なのに、その中で順位までつけるのはちょっと無理です。
ただ、上3冊はそんな中でも最も心に残り、また考えさせられた3冊であることは間違いありません。

また来年も素晴らしい本に一冊でも多く出会えるように。
それではみなさん、よいお年を〜。

●生きさせろ! / 雨宮 処凛
生きさせろ.jpg
この本に出会えてよかった。「貧困」は自己責任とばかり言えないこと。「甘えるな」「努力しろ」などの精神論の無意味さ。冒頭の「私たちは反撃を開始する」という宣言に痺れまくった。


●ルポ貧困大国アメリカ / 堤 未果
ルポ貧困大国.jpg
マイケル・ムーアの映画「シッコ」と並んでアメリカのあまりの現実に衝撃を受けた。だが、ふと立ち止まってみれば日本と重なる部分もまた多い。戦争が貧困ビジネスになっているというくだりは僕の目をこじ開けさせてくれた。「反戦」とか「非戦」ではない、「生きる」ために戦場へ向う若者たちの姿が痛い。


●死刑 / 森 達也
死刑.jpg
あまりに重い一冊。「悪いヤツは殺せ」。それでいいのか?考えつづけるために、1人でも多くの人に読んでほしい。


●ゴールデンスランバー / 伊坂 幸太郎
ゴールデンスランバー.jpg
身に覚えのない罪を着せられた男の逃走劇。ラストにほっこり。


●素人の乱 / 二木 信・松本 哉
素人の乱.jpg
めちゃくちゃ。いかに楽しくマヌケに騒ぎを起こすか、そして生きていくのか。その指南書。



●おやすみプンプン / 浅野 いにお
おやすみプンプン.jpg
かわいいけど怖い。ファンタジーの側からのぞいた現実世界。


●ヒストリエ / 岩明 均
ヒストリエ.jpg
早く続きが読みたいんですけど…。


●壬生義士伝 / 浅田 次郎
壬生義士伝.jpg
全ては故郷に残した家族のために。


●クライマーズハイ / 横山 秀夫
クライマーズハイ.jpg
日航機墜落事故の裏で巻き起こるもう一つの戦い。


●フランス ジュネスの反乱 / 山本 三春
フランスジュネスの反乱.jpg
日本とのあまりの違いに驚愕。
posted by キョー at 18:37 | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

ParkLife

今年もいよいよ押し迫ってきた。
来し方行く先に思いを馳せたいところであるけれど、
とてもそんな気分になれない。
この年の瀬の寒空の下、仕事も住む家も奪われ、
路上に放り出された人々がたくさんいる。
彼ら、彼女らの事を思うといたたまれない気持ちになる。
きっと「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる、僕と同世代の人も多いだろう。
なんとか無事に…と願うばかりだ。

そんな中、東京・日比谷公園内に「年越し派遣村」が開設される。
生活相談や労働相談、簡易宿泊施設も設置されるようだ。
中央の政治家たちが、のんきに政争に明け暮れる中、
民間の団体は年末年始もなく動いている。
それだけ事態は急を要する。

派遣村では各種の支援・協力も募っている。
以下転載。

派遣村にご協力を

年越し派遣村では、ボランティアスタッフ、ストリートミュージシャン、大道芸人、物資カンパ、金銭カンパを求めています。

* ボランティアスタッフ
o 会場設営、炊き出し、警備などでみなさんのお力が必要です。ぜひご協力ください。
o 31日朝9時に現場(日比谷公園霞門はいってすぐ右)に集合
o もちろん、途中からの参加も歓迎です。直接派遣村にお越しください。
* ストリートミュージシャン・大道芸人
o 派遣村をより明るく楽しい場にするために、パフォーマンスをしてくださる方を募集しています。
o 詳細は派遣村(090-3499-5244)までお問い合わせください。
* 物資カンパ
o 飲料水、インスタントカイロ、新品の下着などをお願いいたします。
o 恐れ入りますが、派遣村まで直接お持ちください。
* 金銭カンパ
o 以下の口座にお振込みください。
o みずほ銀行銀座支店 普通 2692964
派遣村寄付金口座 弁護士 棗 一郎


転載終り。

ここ数年、世界中を席巻した新自由主義経済は
富を富裕層にのみ集中させた一方で、
多くの中間層を貧困層へと転落させ
生活を破壊した挙げ句に破綻した。
僕らは様々なものを奪われて来た。
多くの命までもが奪われてきたのだ。

どうしてこんな事になってしまったんだろう。

これ以上奪われないために、
奪われたものを奪い返すために。

僕からもご協力をお願いします。

タグ:貧困 派遣
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2008年12月21日

Sittin' on the Sofa

民主・社民・国民新の野党が雇用関係4法案を参院で強行採決した事について。
今までさんざん強行採決を繰り返してきた自民・公明両党が文句をつけるのはちゃんちゃら可笑しい。
オマエたちがやってきた事を今度は野党がやったというだけである。

同じように今まで「民主主義がどうしたこうした」と強行採決があるたびに非難してきた民主・社民・国民新の野党が、今回、強行採決に踏み切ったこともちゃんちゃら可笑しいのだ。

何が民主主義だ。

確かに雇用問題は待ったなしの状況だ。
政府はまったくと言っていいほどの無策ぶりで
麻生総理に至ってはハローワークで「何かありませんかじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと難しい」だとか、「何となくカッコいい仕事は給料が安い。力仕事とかしんどい仕事の方が実入りはでかい」だとかのズレまくりアドバイスを若者にしていて、
こんなヤツが日本のトップってんだから、
日本の先行きは本当に真っ暗だ。
(介護とか福祉現場におけるワーキングプアの実態・訴えは彼の元には届いていないのだろうか?)

だからと言って強行採決をする事が良い選択と言えるのだろうか。
彼らの中で、強行採決と(彼らの言う)民主主義との整合性は果たして取れているのだろうか。
今回は緊急事態だから?
それなら何でも「緊急事態」と言えば強行採決が許されることになる。
それに、衆院で否決されるのは目に見えているのだから
「緊急事態」という言葉もお題目に過ぎないのは明らかだ。
彼ら野党にとっては政府・与党の無策ぶりを広く国民にアピールする絶好の機会だということなのだろう。

しょせん雇用の問題なんて政争の具に過ぎないのか?彼らにとっては。

「緊急事態」だと言うならば、今やるべき事はどっちが悪い、あっちが悪いという幼稚な争いではない。
共産党が主張しているように、雇用対策を年内にまとめるために
与野党は緊急協議の席に早急につくべきだろう。
posted by キョー at 09:13 | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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